社員インタビュー
長い目で育てる風土があるから自分のペースで成長していける
R.M
積算部 積算課 意匠グループ 内装係
2020年入社(建築系高校卒)
計算が得意な自分の特性を活かせると感じて積算の道へ
父が大工ということもあり、建築系の高校に進学。とはいえ、自分では現場の仕事は向いていないと思っていたので、事務系の仕事を志望していました。そんな中、高校の先生から「積算」という仕事があることを教えてもらい、当社を紹介されて会社見学へ行ってみることに。そのときに一通り会社や仕事の様子を見学し、積算の仕事は建築で使う材料の数量を算出したり、見積もりを出したりする仕事だという説明を受けました。高校の授業では積算を学んでいませんでしたが、計算は得意な方だったのでなんとなく自分に合っているように感じましたね。その一方で、図面の多さや部屋ごとに数量を出す必要があることを知り、「簡単な仕事ではないな」という印象も受けました。
その後、いくつか建築事務所や設計会社なども見学に行き、最終的に当社への入社を決めました。理由は、積算が自分の特性を活かせそうだと思ったこと。会社見学のときに大変な一面もあると感じましたが、建築業界で働くなら積算が一番良いかなと思いました。
同じミスをしないことを意識することで少しずつできることが増えた
入社後は4カ月間の新入社員研修で基礎知識を学びました。高校では木造の建築しか学んでいなかったので、鉄骨・鉄筋の建築用語がわからなくて戸惑うことも多かったですね。部位の名称などかろうじて知っている用語もあったものの、ほとんどイチから覚えないといけない状態でした。入社当初は覚えることが多くて大変ということもありましたが、建築とか積算とか以前に、「社会人って大変なんだなあ」と思っていました(笑)。
業務の流れなどは、先輩のやり方を見てわからない部分を聞きながら少しずつ理解を深めていきました。会社全体に長い目で育てていく風土がありますし、上司・先輩が優しい人ばかりで職場の雰囲気も良かったおかげで、自分のペースで成長していけたと思います。ただ、直属の上司は親と同じぐらい歳が離れていることもあって新人の頃は上司に質問するのをちょっと躊躇していました(笑)。年齢が近い先輩も多かったので、ちょっとしたことはまず先輩に相談するようにしていましたね。これまでミスもたくさんしてきましたが、同じことを繰り返さないよう気をつけるうちに、少しずつできることが増えていったように記憶しています。
自分が手がけた建物を見たときに大きなやりがいと達成感を得られる
現在は内装関係の積算を担当しています。この仕事の魅力は、自分が携わった建物を実際に見に行けることだと思います。入社1〜2年目のときに豊川にある商業施設の積算を担当したのですが、その当時は知識や経験がほぼない中で無我夢中で取り組んでいました。竣工後すぐに見に行き、図面で見ていた建物が本当に立っている様子を見たときは感慨深いものがありましたね。また、赤坂の大型物件も思い出に残っています。2棟分を6人で分担して行ったのですが、それがとにかく分量が多くて大変だったんです。終わったとききは仕事をやり切った達成感がありましたね。
入社当初よりは成長していると思いますが、今でもまだまだ建築の知識が足りないことを実感しています。図面を見ても知らない用語や知らない構造も多く、物件によって収まりや工法が違うので、仕事をするたびに新しい知識が増えることが面白いと感じています。目下の目標は、一つの案件を完全に一人でできるようになること。先輩方のように「彼に任せれば安心だ」と言われるように積算の専門性を磨いていきたいと考えています。
仕事が大変なときも、仲の良い先輩たちに囲まれているから頑張れる
当社は若い世代が多い会社なので、明るくてフランクな印象があります。配属されてすぐにみなさんが話しかけてくれたりご飯に連れて行ってくれたりして、すぐに馴染むことができました。浜松が地元の人も多くて、中には出身小学校や中学校が同じ先輩もいます(笑)。
休みの日に会社の先輩とアウトレットに買い物に行ったり、浜名湖に遊びに行ったりすることもありますが、そのことを学生時代の友達に話すと、「そんなに会社の人と仲が良いの?」と驚かれることがあるので、その点は本当に恵まれていると感じますね。仕事が大変なときも、こうした親しい人たちに囲まれているから頑張れるのだと思います。
当社への入社を検討している人に伝えたいのは、「長い目で育ててくれるから経験がなくても大丈夫ですよ」ということ。簡単な仕事から任せてくれますし、システム化も進んでいるので難しく考えなくても自然と仕事に慣れていけます。ぜひ安心してチャレンジしてください!
R・Mさんは若いので知識の吸収が早いですね。教えれば教えただけ身についている手応えを感じます。また、システム入力のスピードもとても早くて頼もしい限り。もう少し経験を積んで建築知識を広げられれば、間もなく一人で案件を任せられるようになると考えています。将来的には、ぜひ若手を引っ張っていくような存在になってくれたら嬉しいですね。
積算部 積算課 意匠グループ 内装係 係長
H.Y